燕校 ブログ
筋収縮がスムーズになる方法
年月日(日)
今日の早朝は冷えましたね。
すずトラです。
今日は真面目なお話をします。
一般的にクロールMAXが28秒で泳げる選手は、50mを10本泳いだ場合
平均31秒から33秒位で泳げると思います。
しかし選手の中には15本くらいできる人や、5本くらいしかできない人もいます。
これは速筋と遅筋の割合なども関係しますが、ほとんどは神経系の問題です。
この神経の伝達の流れがうまくいっていると、筋肉に伝わる刺激がスムーズに伝えられます。
このとき、筋肉は強い力を出せるようになるのです。
クロールが33秒で5回しかできないのに、28秒で泳げるような人は、
この流れがスムーズに行われていると思います。
「一度、刺激が高くなると、しばらくの間は神経伝達がスムーズになる」。
これを「テタヌス刺激後増強」と言います。
これをトレーニングに応用してみると。
レース前や練習のメインセットを行う前に、25mを2本位いダイブを行います。
25mでしたら筋肉の疲れは殆どありませんし、神経伝達をスムーズにする効果があります。
いつもより身体が軽く感じられて、普段より速いタイムで泳ぐ事ができるようになるかもしれません。
何度も何度も強い刺激を受けることによって、やっと筋肉は収縮してくれるようになります。
この強い筋収縮が無いメニューはレースのための練習ではなく
練習のための練習になっているのかもしれません。
【 高強度を繰り返さないと 】
最近筋収縮がスムーズでない
すずトラでした。