燕校 ブログ
正常性バイアス
年月日(木)
先日新米を食べた
すずトラです。
皆さんは「正常性バイアス」という意味をご存じですか?
災害心理学の用語で、
自分にとって都合の悪い事を無視したり、自分だけは大丈夫と
思っている状態です。
スイミングの練習に置き換えると、辛いから少しくらい手を抜いても
速くなれる、自分だけはいつかは速くなれると思っている選手です。
選手は季節の花と一緒で、咲く時期が一人ひとり違います。
一生懸命頑張っていても、なかなか結果がでなかった選手が
高校、大学で速くなった選手はたくさん見ています。
私も小中の時は大きくタイムが伸びる事はありませんでしたが、
高校生になってから大きく伸びる事ができました。
今から考えると、小中は泳いでいるだけで、いつかは速い選手に
なれると思い込んでいたと思います。
高校生で伸びたのは、水泳部の環境が全国大会の常連校に入学する
事ができ、日々の練習で先輩と自分を比較して、努力が足りない事、
泳いでいるだけの自分ではダメなんだと痛感した事からでした。
小学生のうちは努力の仕方が分からない子も多いと思います。
もしかしたら、いつかは速くなると思い込んでいるかもしれません。
コーチはそれを理解し、なかなか結果が出ない選手たちにアドバイスをして、
選手はその事に早く気が付いてくれ、思うような結果が出てくれるといいなと思います。
別件ですが、
渡部コーチおめでとうございます。
【 選手からメダルをかけてもらって幸せな渡部コーチでした 】
渡部コーチのうれし泣きを見て幸せになった
すずトラでした。