燕校 ブログ
黄金の成長期!
年月日(水)
明日からの10年に一度の寒波に戦々恐々な
すずトラです。
人の運動能力は、子どもの頃の運動量・運動習慣で
決まると言われています。
その時期を「ゴールデンエイジ」といって、
だいたい6歳から12歳頃までの期間をいいます。
ゴールデンエイジはアメリカの医学者スキャモン博士が発表した
「発育・発達曲線」です。
水泳は特殊なスポーツで、水を介して前に進む運動です。
固い物を持ったり投げたり、地面や床を蹴ったりする運動ではなく、
水を使って移動する技術が必要になります【水感】。
「ゴールデンエイジ」に色々なスポーツを親しむことは大切です。
体の動きや感覚は脳で記憶するので、幼少の頃から体を動かすことは
色々な感覚を身につける絶好のチャンスだと思います。
水泳の技術の基本は、【水感】です。
あまり聞きなれない言葉だと思いますが、水泳コーチの間では
よく使います。
この漢字のまま【水の感覚】です。
水の感覚は時間をかけて、じっくりと教えないとなかなか身に付けることは
難しいようです。
【 楽しく速くなろうね! 】
激しい練習に終始していると、心肺機能の向上には役立ちますが、
【水感】を体得していない選手は、レース中のエネルギーを
無駄に消耗してしまいレースの終盤遅れをとってしまいます。
この「ゴールデンエイジ」の時期に身につける感覚や瞬発力は
とても大切です。
私は激しい運動や大量に泳ぐ練習だけで終始しない指導を心がけています。
雪かきは大変ですが、運動不足には最適だと思っている
すずトラでした。